緊急事態宣言下における電話再診の推奨について
新型コロナウィルス感染拡大に伴い、緊急事態宣言が出されました。外出の機会や医療機関への滞在時間を少なくするために、現在電話再診を推奨しています。当院の電話再診は院長が直接電話で患者さんに聞き取りを行い、処方をするシステムです。
- ① 過去に当院に受診している
- ② 症状が安定しており、前回と同じ処方で大丈夫
な患者様が対象となります。風邪などの急性疾患、検査が必要な状態の方、長期間受診のない方は電話のみの受診はできません。
<電話再診の手順>
- ① 保険証・診察券・決まっていれば薬局の情報(薬局名・電話・FAX)をご用意いただき、お電話ください。電話再診が可能か病歴を調べます。
- ② 可能であれば改めて院長から電話させていただきます。なるべく早く対応しますが、状況によっては診療終了後になることもあります。
- ③ 処方箋はA:直接、当院で受け取る、B:お近くの薬局へFAXする、のどちらかを選択いただけます。
- Aを選択された場合、来院時間の予約をお取りします。あらかじめ処方箋内容をご希望の薬局へFAXしておくことも可能です。
- Bを選択された場合、お近くの薬局へ処方箋をFAXし、その上で原本を薬局へ郵送いたします。郵送料は診察料とは別に85円請求させていただきます。
- ④ 清算は、Aの場合は当院窓口でお願いします。Bの場合は次回診察にお越しになる際にお願いします。
<注意事項>
- ★月に一度は保険証や受給証の確認が必要になります。確認が必要な場合はFAX(06-6494-8880)か、LINE(ID:kawamotojibika)で送っていただいて確認いたします。確認できない場合は電話再診はできませんのでご注意下さい。
- ★処方箋を当院で受け取り、会計をするなどでご来院いただいた際に受付では少しお時間をいただくことがあります。ご了承下さい。
ご不明な点があればお電話下さい。
よろしくお願いします。
ドクターズファイルに掲載されました
ドクターズファイルに院長の取材記事が掲載されました。
院長の想い、日帰り手術への体制や診療で心掛けていることなど、取材して頂いた記事が掲載されております。
ぜひご覧ください。
当院における感染予防対策について
当院では新型コロナウィルス感染症の蔓延に伴い、日常的に下記の感染予防対策をしています。
◆スタッフ◆

- 毎日勤務前後に、発熱・咳・感冒様症状の有無を確認し、健康管理に努めています。
- 職員が身体の不調を訴えた場合、休む・早退するなどの対応を講じています。
- スタッフ全員、常時マスク着用しています。
- 術後の処置中はフェイスガードの着用をしています。
- 患者さんと接触する際や、処置の際などに手洗いや手指消毒をしています。
- スタッフの更衣室、休憩室でもソーシャルディスタンスをとるように、出勤時間や休憩時間を調整しています。
- 食事休憩は一人ずつとしています。
- 通勤時は適宜、勤務中は常時マスク・フェイスガード・帽子を着用しています。
- スタッフルームへの出入りの際は手指消毒をし、ドアノブやロッカーの環境消毒をしています。
- 訪問業者には施設へ入る際にマスク装用、手指消毒をお願いしています。
◆施設◆

- 自動ドア、裏口のドアを開放して換気を図っています。
- 当院では鼻の日帰り手術を行っていますので、処置室に専用の換気ダクトを設置しています。
- よく触る場所(高頻度接触部位)は頻回に消毒していますが、少なくとも1時間毎には必ず消毒しています。
- 受付には飛沫感染予防のためにビニールシートをつけています。
- 待合室の子供用のおもちゃ、雑誌は撤去しています。
- 待合室で患者さんが密にならないように時間予約制とし、時間あたりの予約数を制限しています。
- 受付、診察室、処置室、洗浄室などに手指消毒用アルコールを設置しています。
- 患者さんには必ずマスクの着用をお願いしています。忘れた場合はマスクをお渡ししています。
- 発熱の患者さんは裏口から出入りしていただき、会計も裏口で行うことでその他の患者さんとの動線を分けています。
◆処置関連◆

- ネブライザーは休止しています。
- 副鼻腔処置や耳管通気など、エアロゾルを発生させる可能性の高い処置の制限をしています。
- 患者さんに接する検査機材・物品(体温計、血圧計等)は各使用後に消毒しています。
- 医療ごみを廃棄する際、器具を洗浄する際、清掃する際にはPPE(マスク、手袋、フェイスシールド/ゴーグル、、場合により帽子)を装着し、PPEを脱いだ時は、その後に必ず手指消毒をしています。
手術再開について
新型コロナウィルス感染の拡大に伴い、手術を4月から中止していました。
理由は以下のとおりです。
①患者様が新型コロナウィルスに感染(症状がなくとも)していた場合、手術をすることで医療スタッフが感染してしまう
②患者様が新型コロナウィルスに感染していて無症状の時期に手術をした場合、手術による免疫力の低下や炎症などの負荷が身体にかかることで術後に新型コロナウィルスが発症し、重篤となる可能性があるといわれている(世界的に言われているがまだはっきりしたことはわかっていない)。
緊急事態宣言が解除され、さらに当施設の地域では新たな新型コロナウィルス感染の患者が一定期間認められていないために、
6月中旬から手術を再開することとしました。
ただ以前と同じというわけにはいかず、しばらくは手術前の行動自粛をお願いし、さらに手術前にコロナウィルスに感染していないことを検査で確認したうえで、手術をさせていただくこととしました。これらは医療スタッフのみならず、患者様自身の安全を守るための取り組みとご理解いただければと思います。
今後も安全で安心な医療を提供できるように心がけていきたいと思います。
新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安が変更に
帰国者・接触者相談センター等に御相談いただく目安
○ 少なくとも以下のいずれかに該当する場合には、すぐに保健所に御相談ください。(これらに該当しない場合の相談も可能です。)
☆ 息苦しさ(呼吸困難、強いだるさ(倦怠感、高熱等の強い症状のいずれかがある場合)
☆ 重症化しやすい方(※)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
(※)高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD 等)等の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
☆ 上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合
(症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。)
尼崎市 新型コロナウィルス感染症専用相談 06-4869-3015
新型コロナウィルス感染症の拡大につき
新型コロナウィルス感染症が増えてきています。いろいろなサイトで新型コロナウィルスについての解説がされていますので詳細は割愛させていただきますが、クリニックからの切実なお願いとして、
咳、鼻水、数日の発熱などの軽い風邪症状の患者さんは「自宅で安静」としてください。
新型コロナウィルス感染症の初期は軽い風邪症状が出ることがわかっていますが、その状態で医療機関に受診しても検査はできません。心配だからといって医療機関を受診すると他の患者さんや医療従事者に感染させる可能性があります。
●風邪症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合
●倦怠感や呼吸困難感がある場合
●高齢者や基礎疾患のある方はこれらの症状が2日以上続く場合には
尼崎市 新型コロナウィルス感染症専用相談 06-4869-3015
にご連絡のうえ、ご相談ください。
我々医療者は、手指消毒の徹底、環境整備の徹底に努めていますが仮に新型コロナウィルス感染症に罹患してしまうと外来受診する多くの患者さんにうつしてしまうことにもなります。また、後日に患者さんが新型コロナウィルス感染症とわかり、我々が濃厚接触者となっていた場合、当院は14日間休診となります。
当院では、現在の対策として
1.換気目的に入り口の自動ドアを開放しています。
2・子供用のおもちゃ、雑誌を撤去しています。
3.インフルエンザや溶連菌検査は中止しています。
4.ネブライザーは中止しています。
5・風邪症状の患者さんへの処置は中止しています。
なにとぞご理解のほどよろしくお願いします。
ネブライザー治療の中止について
当院でおこなっているネブライザー治療は鼻やのどに薬液を届ける有効な治療ですが、
くしゃみや咳を誘発する
ことがあるため、コロナウィルス感染の増大している時期においては
一時的に中止させていただきます。ご了承のほどよろしくお願いします。
第2回クリニック体験セミナー
2019年7月25日に、当院でクリニック体験セミナーを行いました。午前は小学生、午後は中学生を対象に医療機器に触れていただき、耳鼻科診察、聴力検査、採血、点滴、手洗いを、そして中学生には受付事務業務、ガウンテクニック、バイタルサイン測定、外科手術体験も行っていただきました。盛りだくさんのメニューで午後は予定時間を1時間30分もオーバーしてしまいました。
耳鼻科はいろいろな器具があって、診療を受けるのが怖い診療科だと思います。実際に医療器具に触れて医療の体験をすることで恐怖心や医療に対する不安なども軽減できるのではと思い、開催しています。また、これをきっかけに医療に興味をもち、将来医療者を目指してくればうれしいことはありません。
ご協力いただいたスタッフの皆さんも、ご苦労様でした。