学会情報

学会について

「学会」とはどんな組織なのか?

「学会」とはどんな組織なのか?ひとつの分野、内容を研究している、仕事としている有志が集まり、定期的な議論をする場が「研究会」であり、それが大きくなって財団法人主導となると「学会」になります。

学会では何をするのか?

現在取り組んでいる研究の結果や、こういった症例を経験した、こういった治療をすればより良い治療結果が得られた、という報告を全国から集まった医師が発表します。そして、発表に対する議論も交わされます。
発表や議論は、その分野に精通している医師(教授クラスの医師が多い)が司会役となって進行されます。
発表と議論を通して、新たな問題点や疑問点が見つかると同時に、優れた治療法の共有化も進みます。こうして、医療が進歩していきます。

学会に参加する目的とは?

最新の医療は、医師が向上心を持って勉強しなければ、患者様に届けることはできません。
「比較的新しい知見」を得るだけであれば、医療雑誌を読んだり、講演会に参加することで事足ります。しかし、「最新の知見」を得るためには、現場の生の声を直接聞くことができる学会に参加する必要があります。
全国で活躍する志の高い医師の経験を基に、未経験・エビデンスの少ない疾患の現状、最新の治療法を学ぶことができるのです。

研究発表とは、どのようなものか?

研究は、大きく2つに分けることができます。基礎研究臨床研究です。
基礎研究は、細胞を使ったり、動物実験を行う研究です。
臨床研究では、複数の患者様から一つの問題点を抽出して行う研究です。例えば、ある抗アレルギー薬を使用したときの患者さんの症状はこんなふうに抑えられた、この手術による結果はこうなった、などの研究です。

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その他(倫理委員会設置)

かわもと耳鼻咽喉科クリニックでは、常に最適な医療を患者様に提供するため、病気の特性を研究し、診断法・治療法の改善に努めています。このような診断・治療の改善の試みは「臨床研究」と呼ばれます。
その臨床研究を適正に、継続的に進めていくため、当院は2018年7月に「倫理委員会」を設置しました。弁護士・一般の方・医療従事者が参加して、ひとつひとつの案件に対し、倫理的に問題がないかを検討しています。
臨床研究の継続、そして臨床研究を支える倫理委員会の設置により、日々進歩する医療を、当院がきちんと患者様にお届けします。
臨床研究の結果は、随時ホームページで公開していきます。

 臨床研究報告

承認案件#1

鼻中隔手術が外鼻に与える影響についての検討

期間 2018/07~2023/06
場所 かわもと耳鼻咽喉科クリニック
責任者 河本光平
承認案件#2

鼻副鼻腔術後のパッキングが夜間の血圧・動脈血酸素飽和度に与える影響についての検討

期間 2018/07~2023/06
場所 かわもと耳鼻咽喉科クリニック
責任者 河本光平
承認案件#3

鼻副鼻腔術後のパッキングにナステント®を併用する効果についての検討

期間 2018/07~2023/06
場所 かわもと耳鼻咽喉科クリニック
責任者 河本光平
承認案件#4

嗅覚障害に対するリンデロン懸濁液局所留置法の効果と副作用の検討

期間 2018/07~2023/06
場所 川村耳鼻咽喉科クリニック
責任者 川村繁樹
承認案件#5

視覚的耳管鼓室気流動態法(Visible -TTAG)の実際と有用性について

期間 2019/10~2024/09
場所 細田耳鼻科EAR CLINIC
責任者 細田泰男
承認案件#6

無床診療所における局所麻酔下の日帰り鼻・副鼻腔手術についての検討

期間 2021/07~2026/06
場所 かわもと耳鼻咽喉科クリニック
責任者 河本光平
承認案件#7

好酸球性副鼻腔炎に対する手術成績と再発例の検討

期間 2021/07~2026/06
場所 川村耳鼻咽喉科クリニック
責任者 川村繁樹
承認案件#8

好酸球性副鼻腔炎における術前全身性ステロイド投与の影響

期間 2021/07~2026/06
場所 川村耳鼻咽喉科クリニック
責任者 川村繁樹
承認案件#9

難治性好酸球性副鼻腔炎に対するデュプリマブの治療効果に関する検討

期間 2021/07~2026/06
場所 川村耳鼻咽喉科クリニック
責任者 川村繁樹
承認案件#10

鼻・副鼻腔疾患の短期滞在手術における術後出血の検討

期間 2021/07~2026/06
場所 川村耳鼻咽喉科クリニック
責任者 川村繁樹
承認案件#11

日帰り局麻下粘膜下下鼻甲介骨・後鼻神経切断術の効果と安全性の検討

期間 2022/07~2027/06
場所 川村耳鼻咽喉科クリニック
責任者 川村繁樹
承認案件#12

好酸球性副鼻腔炎に対する中鼻甲介上端切除術の有効性についての検討

期間 2023/07~2028/06
場所 川村耳鼻咽喉科クリニック
責任者 川村繁樹
承認案件#13

empty nose syndromeに対する萎縮性鼻炎手術の有効性についての検討

期間 2023/07~2033/06
場所 ばば耳鼻科クリニック
責任者 馬場奨
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