鼻茸

鼻茸とは

小さい子どもが高確率でかかる「急性中耳炎」【鼻茸】とは、鼻や副鼻腔の壁(粘膜)が炎症によって腫れて垂れ下がり、キノコ状になったものです。片側の場合もあれば、両側の鼻の中にできることもあります。
鼻茸が出来ると鼻づまりや匂いを感じづらくなる原因になります。慢性的副鼻腔炎(蓄膿症)に付随する一つの病状で、鼻ポリープとも呼ばれます。鼻かぜやアレルギー性鼻炎にかかり、膿のような黄色の鼻水がでて、鼻づまりが長期間治らないことがあります。その時に鼻の中に、白い水ぶくれが見えることがあります。これが『鼻茸』になります。
鼻茸は、放置しておくと大きくなり、日常生活に支障をきたすことがあります。さらに、治療をしてもなかなか治らない種類の鼻茸も存在します。
※3ヵ月以上症状が続く慢性副鼻腔炎のうち、10~20%に鼻茸があると考えられています。

鼻茸の原因

鼻茸が発生する原因ははっきり分かっていませんが、アレルギーや細菌感染が関わっていると言われています。アレルギー物質や細菌などによって鼻腔の粘膜が刺激され、好中球や好酸球などの炎症細胞が集まります。すると、炎症細胞からヒスタミンが分泌し、それがさらに鼻の粘膜を刺激します。これによって粘膜の血管が膨張し、その一部分がキノコのように突出し、鼻茸になると言われています。

 

鼻茸の術前後の検査について

急性中耳炎の症状は耳の痛み・発熱・耳だれなど

手術前に、採血検査、感染症検査、CT、などの検査が必要になります。場合により、鼻腔細菌検査、鼻腔通気度検査をおこないます。
手術時に摘出した鼻茸は、病理検査にて細胞を調べ、腫瘍の混在や悪性細胞の有無を確認します。

鼻茸の手術について

軽度の場合内視鏡下鼻副鼻腔手術を行います。
これは、鼻の穴に内視鏡を挿入し、TVモニター画面を見ながら鼻内手術をおこなう方法です。従来の唇の下から切開する方法とは異なり、切除する範囲は最低限必要な部位のみです。さまざまな角度から副鼻腔を観察でき、また、TVモニター画面で拡大して観察しながら手術を行うことができるため、術中術後の出血や痛みが、従来の鼻根本手術よりもはるかに少なく、また、頬の腫れやしびれを生じることはありません。
鼻のそばにある眼や脳といった危険部位を傷つけないよう、安全を確認しながら手術をおこないます。

鼻茸Q&A

鼻茸を放置するとどうなるの?

鼻づまり、嗅覚障害が治らないと思います。中でも嗅覚障害は長期間放置しておくと治らなくなるため、早期に治療を開始したほうが回復する率が高まります。

鼻茸が小さくなってきたけど、なくなりません。どうすればよいでしょうか。

内服薬やステロイド点鼻薬、ステロイド吸入薬の経鼻呼出法で鼻茸のサイズが小さくなることがあります。消失するまで改善することはあまりないと思いますが、それでも鼻づまりや嗅覚障害の症状がなければそのままでもよいと考えます。

鼻の中にぷにぷにした水ぶくれがあるのですが、これは鼻茸になるのでしょうか。

もしそれが鼻茸で、自分で鏡で見えたり、触れたりする場合はとても大きくなっていると考えます。鼻の中にある下鼻甲介粘膜もアレルギー性鼻炎のときに水ぶくれのようにぷにぷにすることがあるため、鑑別が必要です。

鼻茸って勝手にとれることはありますか?

鼻を強くかんだら鼻の中から組織の塊がでてきたとおっしゃる患者さんがまれにいらっしゃいます。鼻茸の根元がとても細い場合はそういったことがあるかもしれませんが、非常にまれだと思います。

鼻茸を潰しても大丈夫ですか?

潰すと出血や感染を起こすかもしれないので、ご自身でするのは控えておいた方がいいでしょう。

鼻茸をとる時って痛みはありますか?

通常は麻酔をしてとりますので、痛みを感じることはあまりないと思います。

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