新型コロナウィルス感染の拡大に伴い、手術を4月から中止していました。
理由は以下のとおりです。
①患者様が新型コロナウィルスに感染(症状がなくとも)していた場合、手術をすることで医療スタッフが感染してしまう
②患者様が新型コロナウィルスに感染していて無症状の時期に手術をした場合、手術による免疫力の低下や炎症などの負荷が身体にかかることで術後に新型コロナウィルスが発症し、重篤となる可能性があるといわれている(世界的に言われているがまだはっきりしたことはわかっていない)。
緊急事態宣言が解除され、さらに当施設の地域では新たな新型コロナウィルス感染の患者が一定期間認められていないために、
6月中旬から手術を再開することとしました。
ただ以前と同じというわけにはいかず、しばらくは手術前の行動自粛をお願いし、さらに手術前にコロナウィルスに感染していないことを検査で確認したうえで、手術をさせていただくこととしました。これらは医療スタッフのみならず、患者様自身の安全を守るための取り組みとご理解いただければと思います。
今後も安全で安心な医療を提供できるように心がけていきたいと思います。